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急な高ぶりや動揺
すっかり暖かくなり、大阪では桜の開花宣言されましたね。しかし、この時期は「花冷え」という言葉があるように、桜が咲こうとすると急激に寒くなったり、雨が降ったりともどかしい時期です。このように天候が頻繁に変わるのは菜種梅雨がきているから。この目まぐるしい変化は、じわじわと自律神経を乱れさせ、心にダメージを与えていきます。暖かくなり、「肝」が弱るにつれて、感情がおさえにくくなるため、日ごろの鬱屈やたまっていたエネルギーが良くない形で爆発することがあります。昔の人が「春になると、町に変な人が出る」と口にしていませんでしたか?これは、春の変わりやすい気候が人の心をざわつかせたり、思いもよらない行動を起こさせたりする傾向について実感に伴った警告でしょう。