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お尻を温める

こんにちは。泉佐野の鍼灸整骨院ひなたぼっこです。今日はお尻を温めることについてです。

ここでいうお尻はお尻の割れ目の少し上の平たい骨がある部分です。この平たい骨は「仙骨」といい、背骨の屋台骨になります。この仙骨に下着などの上から使い捨てカイロをおすすめします。温めると腹部の臓器を効率よく温めると同時に全身に良い作用をもたらすことができるからです。

腹部の臓器を温めるのにおなかに貼る方がと思われますが、お腹は皮下脂肪が厚く、脂肪は熱が伝導しにくいので温まらないのです。それに対して皮膚のすぐ下が大きな骨である仙骨部を温めると効率よく熱伝導して臓器が温まります。また、腹部の臓器を支配する自立神経は脳から背骨の中を通って仙骨に達し、ここから各臓器へ繋がってます。臓器自体もそれを支配する神経も適度に温めることで正常かつ活発に働くので仙骨を温めると二重の意味で腹部臓器の正常化、活発化していきます。それにより消化器の調子を整えます。

仙骨は、骨盤の一部でありますので、ここを温めることで上半身と下半身の要といえる骨盤の動きがよくなります。下半身への血流が円滑になり、冷えが大きく関係する腰痛、膝痛にも調子整えます。下半身から心臓に血液が戻りやすくなり、足の浮腫みにもいいです。全身の血行が促進され、冷えや低体温の諸症状にもいいです。

漢方では、末梢の血液循環の滞りを瘀血と呼び、婦人科系の病気や大人のニキビや肌のくすみなどの肌トラブルも末消循環不全すなわち瘀血が起こりやすいのです。仙骨を温まることにより解消につながります。血に限らず、気血水のすべて冷えることで滞ります。冷えるとエネルギーの循環不足から、疲れやイライラが生じやすくなったり、免疫が低下しやすくなったり、冷えや低体温が気力低下や気分の落ち込みや冷えて睡眠が浅くなりやすくなります。しっかり温めましょう

泉佐野 井原里 鍼灸整骨院ひなたぼっこ

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