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40肩50肩
おはようございます。今日は肩は肩でもいわゆる四十肩、五十肩についてです。40、50代で肩から腕にかけて痛みが生じます。加齢による筋肉や関節の変化、血液循環の滞りが主な原因です。筋肉と骨とを結びつける腱や骨と骨を結びつける靭帯にも炎症が起こります。なので、炎症を起こしている筋肉や腱によって痛む箇所、痛み方、関節の動きが異なります。
⓵上腕二頭筋長頭腱炎：上腕二頭筋はちからこぶの筋肉です。肩を動かす時、筋肉に摩擦が起こり、ストレスがかかりやすく腱が断裂したり弱くなってしまうものです。力こぶ全体に突っ張るような違和感、雑巾絞る時やドアノブを回すなど捻る動作で痛みが出るときが多いです。また、腕を曲げたり肘をつきだす動作でも違和感を覚えることもあります。
②肩峰下滑液包炎：肩関節の動きをスムースにする袋の部分の炎症です。動かすたびに繰り返し圧迫されるので肩を酷使することで起こる症状です。腕を横に水平に自分で上げていくことができなくなり手伝ってもらうと60度くらいのところでひっかかるような違和感を覚えたり、肩の外側あたり、肩の奥が痛く感じたりします。120度くらいまであげると痛みが和らぎやすいです。棚の上の物を取ろうとした時や電車の吊革につかまるときに痛みを感じます。症状は徐々に進行してひどくなると就寝時にも激痛が走り眠れなくなることがあります。
そのほか、筋肉の炎症や腱板の炎症、関節包での炎症が考えられます。
次回お話します。しっかりした対応が大事です。整形外科、整骨院でしっかり処置してもらいましょう。
泉佐野 井原里 鍼灸整骨院ひなたぼっこ
