ニュース&ブログ記事
手と肩の痛みの関係。
おはようございます。今回は前回と少し似てますが、手首と全身のお話です。
もともと、全身のバランスを取るには、首・手首・足首がポイントになります。なかでも手首は簡単に刺激ができるので全身の調整に便利です。
体の中を網目状に通っている経絡のうち、縦のラインを『経脈』といいます。経脈上にあるツボを刺激すると経脈上の気と血と水の巡りがよくなります。
今回は体にある12の経脈のうちに3つの経脈に働きかけるものです。
⓵大腸経:人差し指の先から手の甲、肘の内側、肩関節の前を通り、首、顎、歯、鼻の横へとつながってます。
②三焦経:薬指の先から手の甲、肘の中央、肩関節の側面を通り、首、耳、こめかみ、眉の外側に繋がってます。
⓷小腸経:小指の先から手の甲、肘の外側、肩関節の後ろを通り、首、顎、頬、耳へと繋がってます。
❶のツボは⓵大腸経にある『三間』です。人差し指の付け根の骨の親指側にポコッと凹むくぼみです。
❷のツボは②三焦経にある『中渚』です。薬指と小指の間の骨際を手首の方に下るとポコッと凹むくぼみです。
❸にツボは⓷小腸経にある『後渓』です。手を握ると小指の外側にプくっとしたでっぱりが見えます。その頂点です。
右の肩が痛い時は右手の甲のツボ、左の肩が痛い時は左手の甲のツボを押しましょう。痛む箇所がハッキリしてる場合は(肩の前の痛みは三間。肩の側面の痛みは中渚。肩の後ろ側の痛みは後渓。)はピンポイントで押してもいいですがハッキリしてない場合は3つのツボを押しましょう。1日2から3回押しましょう。但し、ツボを押して痛みを増す場合は中止しましょう。
泉佐野 井原里 鍼灸整骨院ひなたぼっこ