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一番負担かかるものから大掃除

6月は太陽が一番高い位置に上り、日中が最も長い夏至を迎えます。夏への変わり目ですが初夏は長続きせず梅雨の季節になります。

気圧の変化が多く湿度が高くなると自律神経が乱れて胃腸の働きが低下したり、雲が増えて日照時間が短くなり、心は少し内向的になりやすいです。

春、夏、湿気の多い長夏の3種の季節がかさなるために様々な不安定な感情を抱く月です。それぞれ春は「肝」(怒りやすい)、夏は「心」(不安感・不眠)、長夏は「脾」(考えすぎてしまう、思い煩い、落ち込み)の3種の臓器に負担をかけやすくなり、特有の感情を感じやすくなります。特に消化の働きをする「脾」は湿気の多い季節に弱りやすく、そこが痛めつけられることにより「脾胃は湿を憎む」といわれるように消化機能が滞り、心の栄養素であるたんぱく質、鉄分などのミネラル、ビタミンB群を吸収しずらくなるためにくよくよ考え込んだり自分を責めたりしやすくなります。理由なく不安感を強く感じる、考えすぎてなんだか眠れない・・・などといった症状も感じやすくなるでしょう。秋まで長い間、心はばてたまま、不調は続いてしまいます。同時に、落ち込みの感情や倦怠感、湿気からくる関節痛などの症状が多くみられる季節です。

春の名残で心も体もすっきりせず、特にイライラが落ち着かない中、本格的な湿度の高い暑い季節に移り変わっていく過渡期です。家や会社の中でも湿気による不快を感じることが増えていくうちに漠然とした不安を感じることも多くなり、漠然とした不安感、焦りを感じるかもしれません。天候悪化すると頭痛や眩暈を感じやすくなります。

湿気は心と体に大きな影響を与えます。細胞外の体液バランスが乱れ、冷えやむくみの症状なども多くなり、節々の痛みを生じさせます。湿気に加え、気圧の変化が自律神経のバランスを崩し、消化器家の不調とともに気持ちの落ち込みも招きます。自律神経の乱れは免疫にも影響し、細菌が増えやすい季節に抵抗力が弱まる食中毒にかかりやすくなります。

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