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梅雨によく食べると・・・。
6月は夏至を迎えます。気圧の変化が多く湿度が高くなると、自律神経が乱れて胃腸の働きが低下したり雲が増えて日照時間が短くなると心は少し内向きになります。
漢方では春・夏・湿気の多い長夏が重なるため、様々な不安定な感情を抱く時期です。春は「肝」(怒りやすい)・夏は「心」(不安・不眠)・長夏「脾」(考えすぎ)の3つの臓器に負担がかかり、それらの特有の感情を感じやすくなります。特に「脾」は湿気の多い季節に弱りやすく、消化機能が滞り、心の栄養素であるたんぱく質、鉄分などのミネラル・ビタミンBを吸収しづらくくよくよ考えたり、自責しやすくなります。理由ないのに不安感を強く感じる、考えすぎてなんだか眠れないなどの症状を感じやすくなります。胃腸の働きが低下して体に炎症が起きている状態を「脾胃湿熱」といいます。
「脾」に負担がかかって弱り、消化が不十分でたんぱく質・ビタミんbが不足してモヤモヤした気持ちや悩みが深まり、早くエネルギー補給したい心は高脂肪食を食べて発散しようとします。これは「脾」を痛めつけて胃腸のダメージだけでなく心の状態の悪化を招きます。食欲は視床下部でコントロールされてますが、視床下部がマヒした結果、さらに食べたくなってしまいます。こうしたことから過食症にもつながります。
鍼灸整骨院ひなたぼっこではインディバで余分な脂肪燃焼や代謝アップと耳ツボで食欲コントロールの手助けをしています。