訪問鍼灸 お知らせ
鍼灸について
鍼灸治療とは東洋医学の一種です。発祥は中国ですが、日本でも約1500年の
歴史があります。身近では“漢方“も東洋医学の一種ですね。ここ数年で漢方を導入するお医者様も増えてきたのではないでしょうか。アトピーや喘息と
いった現代病が増えてきた背景もあると思います。
そもそも鍼灸による治療は人間の数あるつぼを刺激、保温し本来もっている人間の自然治癒力の向上、または血行や血流をよくする効果があるといわれています。薬を使わないので、実は体にとってもやさしい治療です。
だからこそ、みなさんにもこの鍼灸治療の良さを知って頂きたいと思っています。“突然ですが鍼灸はどんなイメージをもたれていますか？？”
よく言われるのが、以下です。
鍼（はり）＝太い！痛い！！注射針”
灸（きゅう）＝やけど、火、煙、におい、跡が残る
難病や疾患に効果が高いと分かっていてもこんなマイナスイメージばかり
が最初に頭に浮かんでしまいます。
太い！痛い→太くありません。
みなさんがイメージをもたれている鍼は中国鍼のことで本場中国ではとても
太い針を使いますが、繊細な日本人にはこのように細い針を使います。
実際は人の毛髪程しかなく、触ってみるとふにゃふにゃ。
痛点を回避し効果のあるツボへ、疾患の改善を図ります。
痛いというのは“針”のイメージ、“注射”のイメージが先にあるからで、
知らない人だと最初にこういったイメージが浮かぶせいで痛みの連想がきてしまいます。実際は「痛みは全くなかった」と治療終了後に話す人がほとんどです。しかし、疼痛緩和（痛みの緩和）を目指すにあたり鍼灸では快通（かいつう）と呼びますが、患部にズシン！と電気が走るような感覚を体験することもあります。これは逆に効いている証拠であり、この感覚のあと本当に辛かった疼痛（慢性痛）が改善されるケースが多いです。鍼灸での治療というのは
レントゲンに写る、目に見えるような疾患に対しての治療ではありません。
“ツボ”と言ってもそれは鍼灸師にしか分かりませんし、それを
“経穴（けいけつ）”と呼びますが、どこか神がかり的な要素がある一方で、
確実に疼痛を緩和したり、本来持っている自然治癒力を改善させます。
実は人間に一番やさしい自然療法と言えます。
お灸は当院では基本的に訪問鍼灸では電気温灸を使います。
全身のツボを温めることで体に保温効果をもたらし、血行を良くします。
“温める治療”はとても効果的と言われています。
ご高齢の方が整形外科へ行き、電気をあてに行くのとほとんど変わりません。
そしてこれは煙ゼロ、においゼロの優れものです。
わざわざ電気をあてにお医者様の所へ行く必要はありません。
一度使ったはりは使い捨てのものを使用します。
使用針は滅菌加工されているものを使うので衛生的な心配はありません。
