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そわそわ落ち着かいない心を少しのことでは動じない心に
心と体は「夏バテ」を感じ始め、食欲が低下し、気だるさが増すことにより、何かと怠けがちです。この時期は「脾」が弱ることで胃腸の働きが低下します。さらに湿度が高いせいで汗がうまく蒸発できないため、体に熱がこもり、体温調節に苦労し始めます。ムシムシして手足がだるく、動くのがおっくうになり、そわそわと落ち着きのなさを感じたりしがちです。
湿度に加えて気温が上がると、暑さで汗かいても汗が蒸発しづらくなり、体温調節がうまくできなり、自律神経をみだします。その結果、胃腸の働きが低下して、体に熱がこもった状態になります。「痰熱内擾」と呼び、胃腸の働きが低下し、栄養の吸収が不十分なのに、体には毒素と熱がたまってそわそわしたり不安感を感じたり、寝つきが悪くなったりと様々な心の不調を感じている状態です。心の栄養だけでなく、全身を動かすエネルギーも不足するためけだるさややる気のなさも感じやすくなります。