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7月になりました。
6月に続き湿度は高いままですが、雲が少ない時には日差しを強く感じます。本格的な暑くなるものを困りますね。湿度も気温も高いと、食材は腐りやすくなり、それを気にして手早くさっとできる料理ばかり選びがちになってるころです。漢方ではこの時期を湿度の高い時に弱る「脾」と暑い時期に弱る「心」の特徴を感じやすい時期と考えます。「脾」は先月も弱っていましたが、胃腸に長期間ダメージを加わることでけだるさを感じたり注意力が散漫になって集中力低下しやすくなります。
湿度に加えて、気温まで上がると、暑さで汗をかいても、汗が蒸発しづらくなります。体温調節がうまくできなくなり、自律神経をみだします。胃腸の働きが低下して、体に熱がこもった状態になります。「痰熱内擾」と呼ばれます。胃腸の働きが低下して、栄養の吸収が不十分なのに体には毒素と熱がたまり、ソワソワしたり、不安感感じたり、寝つきが悪くなり心の様々な不調を感じます。
旬な野菜をとって熱冷まして体調整えましょう。